2014年8月2日土曜日

英検模試について

保護者の皆様には馴染みの深い英検ですので、初めて受験するお子さん達の合否は気になるところですよね。みなさんが現在親しんでいるECCジュニアの教材は、英検対策用に作られているものではないので、特に初級(4級,5級)では扱う単語やフレーズに違いがあります。英検の問題で子ども達が戸惑うのは.

1)    知らない動詞
2)    読めない名詞
3)    読めるけど意味のわからない熟語(take off ,  put on や get out など)

がほとんどのようです。つまり単語力の問題ですよね。したがって単語がたくさん入っていればいるほど選択肢の絞り込みが容易になるので、合格しやすくなります。

お子さんたちは現時点でも十分合格するだけのリスニング力は備わっています。当然発話のスキルも持っているのですが、英検5級、4級は四技能(読む、書く、聞く、話す)のうち「書く(ライティング)」と「話す(スピーキング)」の能力を問わない、ちょっと偏ったテストなので、合格のためには、英検が好んで出題する単語と慣用句等を覚える必要があります。5級では約300語、4級では約2000語と言われています。
今回の模試は合否をはかるというより、点数が取れなかったセクションを見つけだして、今後の学習の方針を立てるためのものとお考えいただければと思います。
書店やアマゾンで英検の問題集が各種出ていますので、一冊ご購入されると良いかと思います(何冊も購入する必要はありません)。
でも模試の前に問題集をやる必要はありません。英検のホームページでも過去問が入手できますが、当教室で行う模試も実際の過去問を使って行う予定なので、こちらは模試が終わるまでお子さんにはやらせないで下さい。

ECCジュニアでは英検合格のための偏重的なレッスンは行っていません。英検の受験は各ご家庭のご判断でお願いいたします。今回の模試もあくまでも任意です。お子さんには緊張することなく、気軽な気持ちで受けてみるようお声がけくださいますようお願いいたします。