山王ガーデンシティで子どものための英会話教室を開講しています。幼稚園、保育園、小学校、中学校に通われているお子様たちが、ECCジュニアで、英語好きになってくださるとうれしいです。
2011年4月11日月曜日
あの日から1ヶ月
震災から1ヶ月が経過しました。被災地の皆さん、今でも大変な状態は続いていることと思います。あらゆる人の人生を押し流し、町や村をめちゃくちゃにしてしまった地震と津波。でも一人一人の被災の状況は、やはり一人一人違いますよね。皆で力を合わせて乗り切ろうというスローガンだけでは、個々が抱えている先行きに対する不安、現在の苦境等々を共有することは難しいのでは?と感じています。ご家族や親しい人をなくされた方が大勢いらっしゃいます。両親を失った災害孤児が沢山いますが、片親をなくした子どもたちはその何倍もいます。新築したばかりの家が流され、ローンの返済だけが残ってしまった人、思い出の詰まった住みなれた我が家を失ったり、農業や漁業のための器具や機械などが使い物にならなくなり途方にくれている人、まだ手のかかる幼い子供を抱え避難所生活をしている人、お年寄りの介護をしている人、夢に向かってがんばっていた受験生や就活生。病気療養中の人、障害を持っている人、職場も罹災して仕事がなくなってしまった人。本当に、被災地の方が直面している困難は千差万別です。それぞれの苦しみや痛みを理解することは難しいことですが、今の自分自身と被災されたかががたを重ね合わせて考えてみることはできます。今私がその場に居たらどうしたらいいのだろうかと考えてみることも可能です。私と同じような立場の方が被災されていたら、こんな支援が必要じゃないかな、こういう情報がほしいんじゃないかな、と思いを馳せながら、今できることをしていければと思っています。勿論一人のできることには限界があります。でも、震災を免れた人達は、被災地の復興までの長い道のりを共に歩むつもりで、耳を傾け、風化を防ぐためにも、語り合いながら日々を過ごしていくことが大事なのではないでしょうか。