2011年11月7日月曜日

日本語を教えるのは大変です!

我が家の留学生Tim君は、武道と日本語を勉強中です。毎日日本語についての質問を受けていますが、当たり前のように使っている日本語について、あらためて、「どうしてこう言うの?」とか、「この言い方はいつ使うの」などど、細かく質問されると、分からなくなってしまう時があります。とくに『テニヲハ』はやっかいです。いつも文法上正しいものを意識して使っているわけじゃないですし、ずっとそう言ってきたからとしか言いようのないことも多くて。よ(四年)、よん(四週間)、よっ(四日)、し(四季)。4の言い方だけでも4つの言いかたがあるのはなぜか。私達は自然にそれぞれを使い分けているのですが、これは勉強して覚えるのは大変らしいです。なぜそうなるのか聞かれてもわかりません。
英語も同じですよね。文法がおかしいんじゃないかとか、発音が変じゃないかとか、心配しだすときりがなくなって、英語が苦手になってしまいます。つうじればいい、まちがっていたっていいと威張って押し通すのもよくありませんが、あるていどは思い切りも必要です。知っている単語をならべて、覚えた言葉をどんどん使ってみるのが上達の早道なのではないでしょうか。